Cover Artist | Accusefive(告五人) -前編-

フェンダーはその時々の自分のレベルにぴったりのギターが必ず見つかる

いま大躍進中の3人組バンド、Accusefive(告五人)。2017年のデビュー以来、3枚のアルバムを発表し、ヒット曲を多数輩出。ツアーをはじめ、フェス出演、海外公演など、精力的にライヴ活動を行いながら着実に人気を拡大している。そんなAccusefiveから、ギター&ヴォーカルの雲安(Yun-An)が登場。インタビュー前編では、ギターとの出会い、練習方法、影響を受けたアーティストやフェンダーに対する想いを訊いた。

Jaguarの音色はとても個性的で、多彩な音を出せるギター

──まずは、ギターとの最初の出会いについて教えてください。

雲安 高校生の時、17歳でギターを始めました。少しずつ成長を重ね、今はAccusefiveというバンドでギターとヴォーカルを担当しています。今回このような機会を頂けて、とても嬉しいです。興奮しています! というのも、初めて買ったギターがフェンダーなんです。

──そうなのですね! Telecasterですか? Stratocaster?

雲安 学生だったので予算があまりなくて……(笑)、アコースティックギターだったのですが、当時学生だった僕にもとても弾きやすく、クオリティの高さを実感しました。

──他の楽器ではなく、なぜギターを選んだのですか?

雲安 ギターは気軽に手にとって弾けるし、他の楽器と比べて早く上達できるのではないかと思ったからです。あと、歌うことが好きでよく鼻歌を歌っていたのですが、家にクラシックギターがあったのがきっかけで弾き語りをしてみたいと思うようになって。ギターを学び始めてからは、練習をすればするほどのめり込んでいき、ギターの本数もどんどん増え(笑)、今ではTelecaster、Jazzmaster、Jaguarと、フェンダーのギターが家にたくさんあります。全てのギターがパーフェクトで、どの形もサウンドもとても気に入っています。

──最初からフェンダーのギターを選んだ理由は?

雲安 フェンダーのギターはレンジが広いので、その時々の自分のレベルにぴったりのギターが必ず見つかると思ったからです。

──ここに昨年ローンチしたVintera IIシリーズが何本か並んでいますが、気になるギターはありますか?

雲安 (ギターを手にとって弾きながら)TelecasterとJaguarですね。どちらもAccusefiveのサウンドや、僕たちが好きなタイプの音楽にとても合うと思うので。Telecasterはピックアップセレクターが3段階なので、5段階タイプと比べて、ライヴの時にあまり考えず、直感的に操作出来るところも好きです。Jaguarの音色はとても個性的で、多彩な音を出せるギターですよね。

──雲安さんにとってフェンダーのギターとはどのような存在ですか?

雲安 ツアーの時は必ず全て持っていきますし、とても大切な相棒です。

ギター以外の楽器で演奏されたメロディーをギターで弾いてみる方が好きでした

──さて、ギターを始めた頃のお話に戻りますが、どなたかに教えてもらったのですか?

雲安 いえ、自分でジョン・メイヤー、ガンズ・アンド・ローゼズ、ニルヴァーナなどのスコアを買って、家で練習しました。

──ギタリストが演奏している映像を観て練習することはありましたか?

雲安 ジェフ・ベックが大好きなので、彼の映像を観るのは好きでしたが、ギタリスト以外のプレイヤーの映像を観ることの方が多かったです。たとえば、僕は子供の頃から宮崎駿監督作品の大ファンで久石譲先生も大好きなので、久石譲先生が弾いた曲をギターで弾いてみたりしていました。ギタリストの映像を観て、どのように弾いているのかを参考にすることも勿論ありましたが、ギター以外の楽器で演奏された楽曲のメロディーをギターで弾いてみる方が好きでしたね。

──ギターの練習は今でもしていますか?

雲安 毎日だいたい2〜3時間は練習します。ただ、以前のような、メロディーを弾いてみる練習ではなく、自分たちで曲を作っているので、レコーディングの時に力を発揮できるように基礎練習をすることが多いです。

──既に様々なアーティストの名前があがっていますが、特に大きな影響を受けたという音楽家はいますか?

雲安 やはりジェフ・ベックと久石譲先生ですね。このお二方の音楽は、子供の頃からずっと聴いてきたので、大きな影響を受けています。あとはガンズ・アンド・ローゼズのように、ヘヴィーなサウンドにポップ・ミュージックの要素が少し融合しているような音楽からも影響を受けています。

──好きな日本のアーティストはいますか?

雲安 います! RADWIMPS、MIYAVI、最近はYOASOBIもとても好きです。特に影響を受けているのはRADWIMPSですね。映画『君の名は。』が大好きで、映画の公開以降、彼らの音楽に深く魅了されていて。今年5月の台湾公演も観に行きたいと思っています。

Vintera II 70s Jaguar

>> 後編に続く(近日公開)


Accusefive(告五人)
ヴォーカル&ギターのパン・ユン・アン、ヴォーカルのチュアン・チン、ドラマーのリチャード・リンで構成されている台湾の人気3ピースバンド。2017年に『Let Go EP』をリリースし、2018年には第9回ゴールデン・インディー・ミュージック・アワードで最優秀新人賞を受賞した。パン・ユン・アンの創作の才能と、様々な音楽スタイルへの巧みな対応力を武器に、近年多くの楽曲を生み出してきた。2019年、1stアルバム『Somewhere in Time, I Love You』を発表し、初回盤が完売。2020年には第31回GMAで、最優秀新人賞、最優秀音楽グループ賞、最優秀ミュージックビデオ賞、最優秀アルバムデザイン賞の4部門にノミネートされた。また、2020年末には2ndアルバム『Easy Come, Easy Go』を発売し、第32回GMA年間最優秀楽曲賞、最優秀作曲賞、最優秀バンド賞、最優秀ボーカル・アルバム録音賞にノミネートされた。

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