customshop-meet-the-builders-andy-hicks-a

Meet the Builders | Andy Hicks

夢を現実に叶える。アーティストによって製作される、アーティストの為のFender Custom Shop。その Custom Shopを支えるマスタービルダーに新しく加わったAndy Hicksご紹介します。

アンディ・ヒックスは音楽好きの家庭で育ちました。11歳の誕生日に初めて手にしたギターは、3-Tone SunburstのフェンダーStratocasterでした。アンディはNirvana、Black Sabbath、Metallicaのアルバムを聴きながらティーネイジャー時代を過ごしました。20代前半には地元のロックバンドで演奏し、ピックアップやワイヤリングを改造してギターをカスタマイズしていくことに興味を持つようになりました。

2009年、アンディはこのギター製作への情熱を真剣に追求すべく、ハリウッドのGuitar Craft Academyに入学しました。卒業後1週間で、Jackson Custom Shopでフレットのドレッシング作業を開始しました。2013年〜2018年、Gretsch Custom Shopのシニアマスタービルダー、ステファン・スターンに師事し、アシスタントとしてスキルを身に付けていきます。この期間、アンディは様々なアーティストと仕事をし、Malcolm Young “Salute” Jetの製作に携わります。2018年、アンディはハイエンドブティックギター会社のリードビルダー兼プロダクションマネージャーを務め、その後ジェームス・タイラーにスカウトされてサンフェルナンド・バレーのショップのプロダクションを監督することになります。

フェンダーへの復帰についてヒックスは、「フェンダーに戻り、業界で最も名高いカスタムショップの一員となり、才能あるビルダーに囲まれて、信じられないほど刺激的で身が引き締まる思いです。また、故郷に帰ってきたような気持ちにもなります。」と語っています。 ギターに関して言えば、アンディは演奏と、ギター製作の双方に情熱を注いで取り組んでいます。これらの二つの情熱は、ギター製作に対するアプローチとも密につながっていると彼は確信しています。「私はギタリストと交流するのが大好きです。彼らの要望を聞き、ギターという形に落とし込んでいく作業ほど素晴らしいことはありません」と彼は言います。

Related posts