Fly Beyond. 想像のその先へ | Made in Japan Modern -1-

これは、新しい “Made in Japan” フェンダーへの挑戦でした。創造性豊かな現代のプレイヤー達の為に新たに開発された”Made in Japan Modern”シリーズは、日本製フェンダーの新たな扉を開くことにもなったのです。まずは、その特徴的なルックスと、プレイアビリティについて見ていきましょう。

Fly Beyond

“既に確立されているフェンダーのデザインを踏襲しながら、全く新しいモデルを生み出すこと”を求められていた日本の開発チームは、「新しさと美しさ」をシンプルに且つダイレクトに伝える為に、試行錯誤を繰り返していく中で、自然とスポーツカーが持つ流線形、曲線の美しさにたどり着きました。スピード感を体現する流線形のボディ、輪郭をシャープに際立たせるバインディングを採用することで、今までにないスタイリッシュなルックスを手に入れたのです。

もちろん、ただ新しさを求めただけではありません。伝統的なフェンダーらしさを残す為、バインディングには敢えてベージュのカラーを採用するなど細部にもこだわりました。そうして生まれた新しくもどこかクラシカルなテイスト持つボディ形状は、実際に手にした時にそのクオリティの高さを感じることができるでしょう。

プレイアビリティにも抜かりはありません。本当に弾きやすいギターを製作する為に、新たな機材を導入し、徹底的にこだわり抜きました。ローポジションの9.5インチラジアスから、ハイポジションになるに連れ、よりフラットな14インチラジアスへと変化する”コンパウンドラジアスフィンガーボードを”Made in Japan”シリーズとして初めて採用。弦高を下げても鳴りを維持できるこのフィンガーボードと、ハイポジションに向けて、CからDに変化するネックシェイプ、指板に取り付けられたミディアムジャンボフレット、その全てが、今までにないスムーズな演奏性の為に必要不可欠なものだったのです。


Fender Made in Japan Modern series × Teru(MY FIRST STORY)【デジマート・マガジン特集】

 
 

また、ヒールカットが施されたネックジョイント部は、全てのフレットを最大限に活用することができ、加えて、激しいプレイでも安定したチューニングを維持できる様にロッキングチューナーも搭載しています。側面に搭載された蓄光性ドットポジションマークは、暗いステージ上でのプレイに役立つでしょう。これもプレイヤーの事を真摯に考え抜いた結果生まれたアイデアと言えます。

モノトーン基調から、鮮やかなカラーまで、バランスの良い選択肢になるように考え抜かれた5色(モデルにより3色)のカラーバリエーションも「より多くの人に今までになかったフェンダーを楽しんでもらいたい」という思いを表しています。

“Made in Japan”だからこそ実現した、細部まで行き届いたクオリティの高さと、力強さの中にある美しさ。”Made in Japan Modern”シリーズは、”Made in Japan”の新たな可能性を示しているのです。

› 後編に続く

MADE IN JAPAN MODERN SERIES
現代のテクニカルなプレイヤーのニーズに合わせ、演奏性とサウンドをアップデート。スピード感を体現する流線型のボディに、プレイアビリティの高いコンパウンドラジアスネック、激しいプレイでも安定したチューニングを提供するロッキングチューナーを搭載。サウンドの要となるピックアップには、AMERICAN ELITEシリーズにも採用されている第4世代のノイズレスピックアップ(シングルコイル)とMODERN MODIFIED HUMBUCKING(ハムバッカー)を採用し、ヘヴィサウンドを鳴らすのに適したトーンとパフォーマンスを提供します。

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