これからロックの世界へ飛び込もうとしているギター初心者向けのQ&A集

「弦を押さえる指が痛い」、「アコースティックかエレクトリックか?」など、初心者からよく寄せられる疑問・質問に答えます。

ギター初心者向けのQ&A集

初めて自分専用のギターが欲しいと思っているあなた。この記事を読み始めたあなたは、実り多い音楽の旅路への重要な一歩を既に踏み出しています。ギターを初めて学び始めるのは勇気がいります。多くの質問や悩みごとを持つのは初心者にとって当然のことです。そこで、ギター初心者がスムーズにスタートを切るためのヒントを授けましょう。

以下に、ギターを初めて手にしようとしている初心者が持つよくある疑問に答えます。


1. ギターを始めるには歳を取りすぎているでしょうか?

いいえ、決してそんなことはありません! ひとつはっきり言えるのは、ギターを始めるのに年齢は関係ないということです。ギターを引き始める年齢については、ティーンエージャーから50歳台の方まで、年齢を問わず多くのギター初心者に共通した心配事でしょう。新たなスキルを学び始めるのに年齢は関係ありません。自分がいくつだろうが、新しい楽器を弾き始めることで自己を鍛錬し、想像力や自律の精神を養い、自信を持ち、やりがいを感じることができます。確かに、若いほど吸収力が高いというのは事実かもしれません。しかし一般的に大人は、若者に比べて取り組む姿勢が前向きでモチベーションも高いため、ムラなく一貫して練習に取り組める傾向にあります。先入観は捨て、今すぐ弾き始めましょう!


2. 弾き始める覚悟はできました。さて、次のステップは?

まずは、自分のライフスタイルに合ったレッスン方法を選びましょう。個人練習で学ぶ自信があれば、インターネット上のビデオは素晴らしいレッスン用の教材となるでしょう。アクセスが簡単で理解しやすい上、その多くは無料です。多くのプロのインストラクターがレッスン形式のビデオを提供しているため、空き時間がまちまちな初心者でもマイペースで学ぶことができます。

もしも時間とお財布に余裕があるのなら、マンツーマンの個人レッスンがおすすめです。個人インストラクターが、指のエクササイズから、練習曲や課題曲などさまざまな教材を用意し、体系化された練習スケジュールを組みます。さらに、生徒のペースとスキルレベルに合わせたレッスンプランを立ててくれます。また、インターネット越しにSkypeなどを使った個人レッスンを行っているインストラクターも増えています。

個人練習でも、個人レッスンやグループレッスンの場合でも、それぞれにあらゆる練習方法があります。自分に合ったレッスン方法を選択することが、長くプレイを続けられるためのファーストステップとして最も重要です。


3. エレクトリックとアコースティック、どちらのギターから始めるべきでしょうか?

エレクトリック・ギターにもアコースティック・ギターにもそれぞれの長所があり、どちらを選ぶかはあくまでも自分の好みです。

エレクトリック・ギターの弦はアコースティックと比較して細いため、指や手の力が強くない初心者向きと言えるでしょう。エレクトリック・ギターはネックもスリムで、手の小さなプレイヤーでも握りやすく押さえやすいギターです。

一方でアコースティック・ギターは、周辺機器を揃える必要がないため、一般的にエレクトリック・ギターよりも安価に始めることができます。また、太く強力な弦でのプレイに慣れておけば、将来的にエレクトリック・ギターへ転向しようとした時もスムーズに持ち替えられるでしょう。

エレクトリック・ギターを選んだ初心者のために、フェンダーではさまざまな価格帯のお得な初心者向けアンプを用意しています。そのほとんどはポータブルかつ操作も簡単。ダイヤルもとてもシンプルで初心者にも設定しやすくなっています。


4. 弦はどの種類を選んだらよいでしょうか?

初心者はおそらく、より細め(ライト)のゲージ(太さ)の弦を選ぶことが多いでしょう。細い弦はテンションが低く、そのため一般的に初心者でも弾きやすいとされています。エレクトリック・ギターの場合のおすすめは、ゲージ(単位:インチ)が.009〜.042(ナインズ)または.010〜.046(テンズ)のセットで、アコースティックの場合は.011〜.052(イレブンズ)です。

弦の材質によっても、トーンの違いをはじめ、それぞれユニークな特徴があります。以下に代表的な弦の材質をご紹介します。

エレクトリック・ギター
ニッケル:クリアで歯切れのよいトーンを実現する弦で、ロック、ブルーズ、ジャズに向いています。
ステンレス:よりブライトなトーンで、摩耗しにくい弦です。ハードロックやメタル向きです。

アコースティック・ギター
80/20ブロンズ:ブライトでよりメタリックなトーンが特徴的な弦です。
フォスファーブロンズ:ダークかつウォームでメロウなトーン。ストローク主体のプレイ向きです。

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5. 初めからギター以外の備品や周辺機器を揃える必要がありますか?

答えはYESです。適切な備品や周辺機器を選択することにより、テクニックの上達度が上がり、トーンも大きく改善されます。プレイヤーとしての習熟度が上がるにつれ、エフェクターペダルやスライドバーなど、トーンに幅を持たせる周辺機器が増えていくことでしょう。そのレベルへ到達する前に、まず絶対に揃えておくべき備品や周辺機器を覚えておきましょう。

ピック
ショップに並ぶピックは、その形状、サイズ、厚み、材質が実に多種多様で、選ぶのにワクワクすると同時に、どれを選んでよいのか迷います。ギターを始めてしばらく経って自分のギターに慣れてくれば、自分のプレイスタイルによりフィットするピックを自分自身で試しながら選ぶこともできるようになるでしょう。一般的には、フレキシビリティが高く握りやすいプラスチック製のピックが人気です。まずは、Fender Celluloid Pickのような標準的なサイズと形状のピックから使い始めるのがおすすめです。フェンダーのクラシック・セルロイド・ピックは、多くのプレイヤーに愛用される業界のスタンダードになっていることは言うまでもありません。ピックの厚みに関しては、厚さ0.73mm〜0.88mmの中間的な厚みのピックがおすすめです。この厚みのピックは、簡単かつしっかりと握ることができます。
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ストラップ
ギターを固定し、特に立ってプレイする際にはストラップは必須です。ピックと同じくストラップも、選ぶのに迷うほどさまざまな材質やデザインがあります。初心者は、プレイのしやすさを何よりも優先すべきです。最低2インチ(約5cm)の幅で、合成ゴムのネオプレン®などを使ったクッション性の高いストラップなら、肩や首の痛みを防ぐことができます。エレクトリック・ギターには通常、ストラップを固定するための2つのピンが備わっていますが、アコースティック・ギターには付いていないことも多いです。そのようなアコースティック・ギターの場合は、ヘッドストックへストラップを固定するためにストラップボタンを追加するか、シューレースのような細紐を使う必要があります。
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ケーブル
トーンを活かすも殺すもケーブル次第です。そのため、ハンドリングノイズやシグナルロスを軽減するためにケーブルエンドを補強した長さ18.6フィート(約5.7m)以下のケーブルを選ぶと良いでしょう。
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チューナー
エレクトリック・チューナーやピッチパイプを利用すると、より迅速かつ正確にギターのチューニングを合わせることができます。クロマチック・チューナーは、どんなキーにも合わせることができて便利です。ヘッドストックへ取り付けて弦の振動を感知するクリップオン・チューナーは、見やすく操作も簡単なため、初心者向きです。
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6. ギターのチューニングはどう合わせるの?

プレイする音楽のスタイルによって、さまざまなチューニング方法が存在します。ただし初心者はまずスタンダード・チューニングから覚えるべきでしょう。LEDディスプレイ付きのチューナーの場合、針がセンターへ正確に合っていることを確認します。音がフラットしたりシャープしたら、その都度チューニングマシンを調整しましょう。

ギター用語では、各弦に番号が振られています。床に最も近い一番細い弦が1弦で、その逆側の最も太い弦が6弦です。6弦から高音へ向かって、各弦のキーは、E、A、D、G、B、Eです。


7. バレーコードとオープンコードの違いは何でしょう?

ギターを練習する中で、この2つの用語をよく耳にすることでしょう。バレーコードは、弦を押さえる方の手の人差し指を「フレット」代わりに、6本の弦すべてを一度に押さえます。人差し指(と親指)以外の3本の指の押さえ方によって、さまざまなコードを形成します。さらにバレーコードでは、同じ指の形のままネック上のポジションを上下に移動するだけで、キーを変えることができます。バレーコードは、手に力を入れて指をストレッチさせる必要があるため、初心者には難しいと感じるかもしれません。

オープンコードはその名の通り、すべての弦が押さえられている必要はなく、押さえている以外の弦は「オープン」のまま弾かれます。プレイヤーとして熟練し、或いはソングライターとしてのスキルが向上するにつれ、バレーコードよりも響きのよいオープンコードを選択するようになるかもしれません。でも複数のギターを使う時などは特に、バレーコードとオープンコードの両方のコード・タイプを使い分けることで、より複雑で多次元的なフルトーンを作り出すことができます。


8. ギターを弾いていて指を痛めることはありませんか?

その可能性はあります。しかしそれで尻込みしないでください。初心者から始めて練習を重ねると最終的には弾く方の腕に筋力が付き、弦を押さえる指先にタコができて固くなっていきます。最初の内は、それらの腕や指先に痛みと不快感を感じます。ただそれらの痛みは短期的なものです。定期的に練習を重ねることが、痛みを軽減するためのキーポイントです。

プロのように痛みを乗り越える方法は何通りかあります。前述の通り、細めの弦にするのもひとつの手で、弦高(フィンガーボードと弦との間の距離)を低くすることができます。プロ的な緊急措置により、弦を押さえる際に必要な圧力を減らせるのです。


9. 練習時間を最大限に有効活用する方法はありますか?

ギターの練習に打ち込むほど、より多くの収穫があります。たとえ「生まれつきの天才」であっても、スキルアップのためには定期的な練習が重要で、しかも正しい練習方法がより大切です。自分のテクニックをコントロールすることで、悪い癖が付くのを防げます。一旦癖が付いてしまうと、修正するのに何年もかかってしまうことがあります。

常によい姿勢、正しい手のポジション、事前のストレッチ運動に気を配る必要があります。ギターを弾き始めて最初の数か月はしっくりこなくて当然ですが、その間も指や手首の張りや不自然な曲げ方のないように留意すべきです。

練習の合間に休憩を取るのも忘れずに。激しい練習を何時間も続けることが素晴らしいプレイにつながる訳ではありません。量よりも質が大切です。20分ごとに息抜きすることで気持ちをリフレッシュし、ギターに対する熱意も冷まさずに済みます。


10. 初心者が最も陥りやすい落とし穴は何でしょうか?

テクニックやスキルは一夜にして身に付くと思っている初心者も多いことでしょう。この勘違いがフラストレーションを溜め込んだり、ギターをプレイするのを完全に諦めてしまう原因となったりします。音楽を学ぶことはマラソンであり、短距離走ではありません。忍耐と時間とコンセプトの正しい理解が必要な、段階的に進行する学びの経験なのです。

スケールを通して弾いたり一音ずつを精査したり、という作業は決して楽しいものではありません。情熱がなければ長続きしません。最初に感じたドキドキ感を忘れずに、あくまでもマイペースで進めてください。そして何よりも、ギターを楽しみましょう。

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