フェンダーがベーシスト新井 和輝(King Gnu)とのエンドースメント契約を締結
フェンダーミュージック株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長アジアパシフィック統括 エドワード・コール、以下フェンダー)は、King Gnuやmillennium paradeのベーシストとして活躍する新井和輝とのエンドースメント契約を本人の誕生日である本日10月29日(金)に締結しました。
かねてよりレコーディングやライブなど様々なシーンでFender American Deluxe Jazz Bass Vや自身のシグネイチャーモデルをはじめフェンダー製品を愛用している新井和輝は、フェンダーについて「すべての音楽の基盤となっているサウンドで、ルーツそのものです」と語っています。デビュー以降、日本の音楽シーンに衝撃を与え続け、実力、人気共に兼ね備える彼がフェンダーアーティストに加わることとなり、フェンダーは、その音楽活動を全面的にサポートしてまいります。
フェンダーでは、日本国内アーティストへのサポート活動の一環として、エンドースメント契約制度を導入しています。ジャンル・年齢関係なくギターやベースの繁栄に貢献する日本人アーティストとエンドースメント契約を締結し、楽器・機材の提供、修理、メンテナンスなど、楽曲制作からパフォーマンスなど音楽活動における様々なサポートを提供しています。
新井 和輝 コメント
「先日発売になったばかりの自身のシグネイチャーモデル(Deluxe Jazz Bass® V, Kazuki Arai Edition)の発表の際にも思った事ですが、フェンダーで自分のモデルが作れるなんて夢のような話です。ほとんどのプレイヤーがフェンダーのベースを持っていますし、そういう意味でもフェンダーはすべてのベーシストの憧れです。エンドースメント契約はフェンダーの看板を背負わせてもらうことになるので、これほどありがたいことはないと身が引き締まる想いというか、“もっと上手くならなきゃ”というのが率直な気持ちです。
JINO(日野賢二)さんしかり、ハマ・オカモトさんしかり、フェンダーアーティストには偉大な先輩たちがたくさんいます。そんな先輩たちに敬意を表しながらも、僕だからできること、伝えられることを見つめていきたいです。
ベースはすごく面白い楽器ですが、その奥深さからギターよりも“面白さ”が伝わりづらいのもまた事実です。それでも僕は、ベースが音楽の一番の根幹だと思っています。名前も“ベース”というくらいですから、音楽の中枢を担う楽器です。そんなベースの面白さや奥深さを、わかりやすく多くの人に伝えていきたいですね」
代表取締役社長 アジアパシフィック統括 エドワード・コール コメント
「今、日本の音楽業界で最も影響力のあるバンドのひとつであるKing Gnuのベーシスト、新井和輝さんをフェンダーファミリーに迎え入れることができ大変嬉しく思っております。今から数年前、初めて彼と彼のバンドの演奏を聴いた時から、音楽性、ダイナミズム、そしてファンと音楽を通じてつながる素晴らしい能力に感銘を受けました。フェンダーの使命は、音楽の旅路にあるすべてのプレイヤーを、あらゆる段階でサポートすることです。私たちは、新井さんの”音楽の旅”をサポートできることを誇りに思います。」
2020年に日本製にて復刻され、大きな反響を得たMade In Japan Deluxe Jazz Bass Vを元に、新井和輝の理想が注ぎ込まれ、更なるアップグレードを施したシグネチャーモデル”Deluxe Jazz Bass® V Kazuki Arai Edition“。サウンドに徹底的にこだわったこのモデルは、アクティブ回路をメインに使用しながらもパッシブのナチュラルな響きを追求し、ローステッドメイプルネックに厳選されたローズ指板を採用。薄く吹かれたニトロセルロースラッカーが高級感と共にこだわり抜いた木材の鳴りを最大限に引き出しています。
新井 和輝
ヒップホップや黒人音楽好きの母親のもと育つ。中学生時代、友人達とのバンド結成をきっかけにベースを始めた。高校に入学すると軽音部に所属。先輩に連れられて観たジャズ・セッションのライヴでジャズに目覚め、ブラック・ミュージックに深く傾倒する。日野“JINO”賢二、河上 修に師事し、ピノ・パラディーノ、ミシェル・ンデゲオチェロ、マーカス・ミラー、レイ・ブラウンなどから影響を受ける。大学時代に西荻窪Clop Clopで出会った勢喜遊を通じ、常田大希、井口理と前身バンド、Srv. Vinciとして活動を開始。2017年4月のKing Gnu始動以降も、多種多様なアーティストのLIVEやレコーディングに参加し活動の幅を広げている。
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