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自分に合ったピックの選び方

ピックの素材、形状、厚さの種類を知るための解説

ギターピックとしてコインを使用する有名ギタリストもいます。例えば、ZZ Topのビリー・ギボンズはメキシコのペソ硬貨を、Queenのブライアン・メイはイギリス硬貨を使っています。

ピックは一般的に、安価ながら最も重要なギターアクセサリーのひとつです。ショップへ出かけてみると、ギターピックの種類の多さに驚くことでしょう。その中で、自分に合ったピックをどのように見つければよいでしょうか?

素材

ピックの素材にはさまざまな種類があります。以下は最も一般的なものです。

  • セルロイド:プラスチックの一種で、最も多く使われている素材でしょう。
  • デルリン:こちらもプラスチックで、ややつや消しの仕上げが施され、グリップしやすくなっています。。
  • ナイロン:レタリングの浮き文字加工が可能で、よりグリップしやすくなります。

形状

ピックの形状にもいくつかの種類があります。以下は最も一般的なものです。

  • スモール:ジャズピックとも呼ばれ、いくつかのバリエーションがあります。このタイプのピックを好む速弾きのプレイヤーもいます。
  • ラージ:よりホールドしやすいピックで、三角形のすべての角が同じ形状をしているものもあります。
  • スタンダード:専門的にはスタイル351と呼ばれ、最もよく目にするピックです。特に好みがない場合には、この万能タイプのピックを選んでおけば間違いないでしょう。

厚さ

フェンダーではピックの厚さを、Thin、Medium、Heavy、Extra Heavyに分けています。ブランドによっては、何mmという数値で表す場合もあります。


有名プレイヤーたちの使用するピックを見てみると、実にバラエティに富んでいることがわかります。ステージ上からのピック投げはロックスターの儀式ともいえますが、キャッチしたラッキーな人は、そのスタイルのピックが自分好みのピックになるかもしれません。自分の好みが定まるまでは、ミディアム・スタンダード・サイズのセルロイド製ピック(Fender Medium)から始めるとよいでしょう。その後、さまざまな種類を試してみることをお勧めします。

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