ON ‘N’ OFF featuring ふみの

オンとオフの差がない歌手でいたい

BMSG×ちゃんみなが手がけたガールズグループオーディション「No No Girls」最終審査にて、プロデューサー・ちゃんみなから“いい意味でどこでもやっていける”“ふみのの魅力を最大に活かせる場所がある”という言葉を受け取った、ふみの。あれからちょうど1年。今年1月11日、ちゃんみなが主宰する新たなセルフプロデュース型レーベル「NO LABEL ARTISTS」より、ソロアーティストとしてデビューを果たした。アーティストの“オン”と”オフ”を表現する「ON ‘N’ OFF」シリーズにて、フェンダー初のアパレルブランド「F IS FOR FENDER」が提案するスタイルでのフォトシューティングと、ふみのの“オン”と”オフ”にまつわるインタビューをお届けする。


ギターを持って歌っている人のシルエットに、憧れがありました

──ギターを始めたきっかけは?

ふみの 小さい頃から家族に歌を聴かせることが好きで、お母さんと週5くらいでカラオケに行っていたんですよ。そこではクリス・ハートさんのバラードなどを歌っていました。カラオケに行かなくても、どこでも歌えるように、ギターが欲しいと思うようになりました。あと、ディズニーチャンネルで放送されている、ミュージカル系のものやギターを持って歌う主人公のドラマなどを見て育ったので、“私もやりたい”という気持ちがあって、小学校3年生の時にサンタさんにアコギをお願いしたことがきっかけです。その前にまずおもちゃの小さなギターを買ってもらって、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の劇中歌「ちっぽけな愛のうた」を親の前で弾き語りした記憶もあります。ギターを持って歌っている人のシルエットに、憧れがありましたね。

──今挙げてくれたアーティストや作品以外に、ふみのさんのルーツになっている音楽というと?

ふみの ボカロも聴いていますし、バンドももちろん好きですし、バラードも聴きますし、あと声優さんがやっている歌とかも…本当に、いろいろな音楽を聴きますね。やっぱりギターを持って歌っている人が好きで、そういう音楽をよく聴いています。

──ふみのさんが持っているAmerican Vintage II Jazzmasterは、ラベンダー色に塗り替えられたものですよね。なぜこの色を選んだのですか?

ふみの 幼稚園の頃から、紫色が好きなんですよね。エレキっていろんな色があると思うんですけど、ずっと紫がいいなと思っていました。キラキラも入れてもらって、超お気に入りです。Jazzmasterを選んだのは、カッコいいから。渋い人が持っているイメージが個人的にあって、私も渋くなりたいなと思ってこれを選びました。

ジャケット ¥129,800、Tシャツ ¥13,200、パンツ ¥37,400/F IS FOR FENDER(エフ イズ フォー フェンダー)
ギター ¥435,600/Fender(フェンダー)


──ふみのさんにとって“オン”と“オフ”、それぞれの定義とは?

ふみの 私、オンとオフの差があまりなくて。オンの時もオフの感じのままでいる歌手の方が好きなので、私もなくしていきたいなと思っています。

──休みの日はどのように過ごしていますか?

ふみの 本当に何もせずにベッドの上で漫画を読んだりアニメを見たりしているか、もしくは友達と遊びに行くか、そのどちらかです。家にいる日は、アニメを見ながらゲームをやったり、お笑い芸人さんが出演している動画を流しながら漫画を読んだり。漫画はアプリでビュー数がまだ少ないものまで見漁っています。最近は特に転生系が好きです(笑)。

──ファッションに関して、アーティスト活動をする“オン”の時と、たとえば友達と遊びに行く時の“オフ”とでは、どのような違いがありますか? もしくは、そこも差をなくしたい?

ふみの 一緒にしようと思っています。ジーンズにTシャツやロンTなど、私服みたいな格好でギターを弾いている姿がカッコいいなって思いますね。

──今回着用いただいたF IS FOR FENDERの“オン”と“オフ”の着こなしの印象はいかがでしたか?

ふみの “オフ”のスタイリングは、めっちゃ好きな感じでした。Tシャツの中に、袖が違うものを着るのが好きなんです。“オン”のほうもシックでカッコよかったです。あのジャケット、カッコいいですよね。中は半袖を着ていたんですけど、それでも全然平気なくらい温かかったです。



私の中のシンガーソングライター像は“ありのままを書いて、そのまま歌う”

──「No No Girls THE FINAL」以降、どのように過ごしていましたか? どのような経緯で、「NO LABEL ARTISTS」からのソロデビューが決まったのでしょう。

ふみの 長い間、本当に何もしてなかったです。そんな中で、去年の夏頃にちゃんみなさんから連絡をいただいたことが動き出したきっかけでした。最初に“グループかソロ、どちらをやりたいか”という話になって、“シンガーソングライターになりたいのでソロがいいです”と言ったら、ちゃんみなさんにも“ソロが似合うと思う”と言っていただいて、ソロデビューが決まりました。

──どういった曲でデビューしたいという考えのもと、ちゃんみなさんが書き下ろした「favorite song」が出来上がったのでしょう。ちゃんみなさんからふみのさんへ宛てる言葉とも、ふみのさんが待ってくれていたファンへ伝えたい言葉とも捉えられるし、聴いた人がそれぞれの好きな人を思い浮かべられるラブソングでもあると思いました。

ふみの そうなんですよ。ちゃんみなさん、すごいんですよ(笑)。まだ何も決まってない頃、ちゃんみなさんから“シンガーソングライターなら曲を書いて”って言われて、最初は自分の曲でデビューするつもりでたくさん曲を書いていたんです。でも最終的に、そのうちの1曲か、ちゃんみなさんにもらった曲か、どちらにするかという中で“デビュー曲はちゃんみなさんからもらった曲でいきたい”という決断をしました。「favorite song」は、ちゃんみなさんが曲を書いてくださることになり、“どういう曲がいい?”と尋ねられて、“ちゃんみなさんから見た私を書いてください”とお願いして書いてもらったものです。ずっと“ふみのは何を考えているか全然わかんないんだよな”って言われていたんですけど、ハッキリしないやつだと思われているのだろうなと思います。だって歌詞を見ると、《アレなんだ》《できれば》とか、全体を通してハッキリしていないんですよ(笑)。

──ふみのさんの場合、他人から見て“ハッキリしない”というのは、意志がないということではなく、自分の本心や弱さを人に見せていないからですよね。だからDメロの《私が隠してた思い出や涙も/この歌にして/君の好きな歌になりますように》が、デビュー曲として重要な1行になっているように思いました。これから“オン”と“オフ”の差がなく、音楽の中で自然体の自分を表現していくふみのさんを楽しみにしています。

ふみの そのDメロの歌詞で、“こっちをデビュー曲にしよう”って決めましたね。私の中のシンガーソングライター像は“ありのままを書いて、そのまま歌う”というような、歌からその人の日常がわかるもの。私もそういうふうになれたらなと思います。ギター1本だけのアレンジでも聴けるような歌が好きなので、ギターをメインに、いろんなサウンドをやっていきたいなと思っています。


ふみの
BMSG×ちゃんみなが手がけるガールズオーディションプロジェクト『No No Girls』に約7,000人の応募者の中からファイナリストとして進出。オーディション参加以前からSNSを中心にギター弾き語り動画を発信し、飾らない歌声と確かな表現力で支持を獲得。2026年1月11日、活動名を「ふみの」として、ちゃんみなが主宰するセルフプロデュース型レーベル『NO LABEL ARTISTS』の第1弾所属アーティストとしてデビューを果たし、デビュー曲「favorite song」を配信リリース。ギターやピアノを自在に操る多才さも持ち味に、次世代のシーンを担う注目の存在として活躍を始めている。
https://fumino.b-rave.tokyo/


Photo_Hirohisa Nakano
Styling_Yoshiyuki Shimazu
Hair&Make-up_Aya Watanabe / MASTER LIGHTS
Text_Yukako Yajima

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