Fly with Fender Vol.3 | Teru & Nob(MY FIRST STORY)

FLY WITH FENDER

平日16時からInterFM897で放送中のTHE DAVE FROMM SHOW内にて、毎週月曜日にフェンダーとのコラボコーナー “FLY WITH FENDER” がスタート! ロックバンドはどんな瞬間にロックで“Fly”してきたのか、そしてこれからロックファンたちをどう“Fly”させてくれるのか。第3回目のゲストはMY FIRST STORYのTeru(Gt)とNob(Ba)。Dave Frommとジョー横溝の2人のDJと繰り広げられた、9月2日、9月9日に放送された模様をお届けします。

ギターはゲームをしている感覚と似ている。 コマンドを出しているようで面白いんです
 

Dave  今回のゲストはMY FIRST STORY! まずはTeruさんです。Teruさんはいつ頃からギターを始めたんですか?

Teru  ギターを始めたのは高校生の時なので9年前とかですかね。

DAVE  高校生の頃って高1?

Teru  はい、高1ですね。高校に入って始めました。

ジョー  どうしてギターを始めたんですか?

Teru  ちょっと特殊だと思うんですけど、中学の終わりくらいにベースを始めたんです。なぜベースかというと、その時に組んだバンドの中にギターが2人いたので、その余りでベースを。高校に上がって軽音楽部に入ったら、今度はベースがいてギターがいなかったんですよ。家にギターはあったので“じゃあギターやるわ”と言って始めたのがきっかけですね。

ジョー  ギターを始めて9年ということですが、改めてギターの魅力って何ですか?

Teru  例えばドラムだと叩いたところで音が鳴るじゃないですか。でもギターは違って、押さえてピックで弾くという二度手間じゃないけど、この動作がゲームをやっている感覚と似ていて。コマンドを出しているような感じで面白いんです。

DAVE  その表現は初めてだね。

ジョー  さすが20代!

DAVE  ゲーム感覚なんだ?

Teru  そうなんですよね。さらにエフェクターをかましていくと、どんどんいろんな音に変わっていくじゃないですか。そこがまた男心をくすぐられるというか。カスタムってやっぱり好きじゃないですか、男の子。

ジョー  好きだね、男は。

Teru  そういうところが僕にとってギターの一番の魅力ですね。

ジョー  面白いなぁ。そういうふうにギターを捉えているのが。ところでマイファスと言えば、日本のラウドロックシーンにおいて若いオーディエンスを魅了しているわけだけど、この瞬間にロックにやられたとか、ロックでFLYした瞬間って覚えていますか?

Teru  ギターを始めたての時に、自分の親父もギターをやっているんですけど、家で親父がDVDを観ていたんですね。その時に見ていたのが、オジー・オズボーンの日本武道館公演のDVDだったんです。で、ギターを弾いていたのがザック・ワイルドだったんですけど、その映像を観た時に、“うわ! ギターってめちゃくちゃカッケーな”って。曲もすごくて、ロックってこういうものなんだって衝撃を受けましたね。そこで洋楽を知って、またギターを頑張ろうとハマっていきました。

DAVE  オジー・オズボーンを見て、ヴォーカルがカッコいいとは思わなかったと(笑)。

Teru  そうですね(笑)。ザック・ワイルドのほうでしたね。

DAVE  オジーのおっさんはあんまりカッコ良くないと(笑)。

ジョー  オジーのおっさんは何かを超越した唯一無二の存在じゃないですか!

Teru  そうですね(笑)。

DAVE  さて、フェンダーの新しいギター、MADE IN JAPAN MODERNのJazzmasterがスタジオに置いてあるので弾いてもらいたいんですけど、初めて人前で弾いた曲って覚えてます?

Teru  んー、オジー・オズボーンの曲を最初にコピーしたかもしれないですね。ザック・ワイルドを見て。

ジョー  そう言えば、すでにこのMADE IN JAPAN MODERNシリーズを弾いたことがあるそうで。

Teru  はい、先日試奏させてもらいました。MADE IN JAPAN MODERNにはJazzmaster、Stratocaster、Telecasterの3機種があってすべて弾いたんです。ラウド寄りに設計されたギターで、僕らの楽曲にすごく合っているなと思いました。

DAVE  Teruさんはギターを選ぶ時にまずはどこに注目するの? 見た目とか弾きやすさとか?

Teru  弾きやすさや音よりも見た目で選んじゃいますね。形だったり色だったり。楽器屋に行って“このギターカッコいい!”と思ったものを手に取ります。音はその次ですね。

ジョー  MADE IN JAPAN MODERNの見た目はどうですか?

Teru  最高ですよ。そもそもJazzmasterでラウドロックを弾くってめちゃくちゃカッコ良くないですか? しかも今回のMADE IN JAPAN MODERNは真っ黒のJazzmaster、そしてハムバッカー2発という男気溢れるセッティングです。

ジョー  Jazzmasterは今までも弾いてきた?

Teru  実は僕、ライブでJazzmasterを使っているんですよ。フェンダーのカスタムショップです。それもめちゃくちゃいい感じなんですけど、Jazzmasterでハム2発ってなかなかないですよね。

ジョー  ハムバッカー2発のMADE IN JAPAN MODERNはやっぱり音色も全然違う?

Teru  全然違うんですけど、クリーンにした時にJazzmasterらしいクリーンな音が出るんです。僕らはクリーンを多用する曲が多いので、すごくマッチしているなと思います。

ジョー  せっかくなので、その音色を聴かせてください。


(ギターを弾くTeru)


Teru  めちゃくちゃキレイな音ですね!

DAVE  さて、さっきザック・ワイルドの話が出ましたけど、他にも好きなギタリストはいるんですか?

Teru  メタリカのカーク・ハメットやジェイムズ・ヘットフィールドは好きですね!

DAVE  会ったことは?

Teru  ないですね。大御所なので会う機会はないですけど、メタリカのライヴはSUMMER SONICで観ました。

DAVE  3〜4年前に来ましたよね?

Teru  その時に僕らもサマソニに出てて、生で観た時にはもう涙が出てきちゃって。やっと見れたっていうのと、生のメタリカはこんなにカッコいいんだって号泣しましたね。

ジョー  今はマイファスのステージを観て、若い人たちがバンドに憧れギターに憧れる。素敵な循環です! では、リスナーのみんなにロックを聴いてFLYできるメッセージを!

Teru  新しい曲をリリースするんですけど、僕らの曲って曲を作る時にライヴをイメージして作っているんです。ライヴで聴いて、自分のインスピレーションで盛り上がってほしいなと思います。

ジョー  じゃあここで、MY FIRST STORYの新曲をオンエアしましょう!

Teru  僕らの新曲で「無告」。


 
最初にブチ上がったのはリンプ・ビズキット。ギターのリフがもう衝撃的すぎて
 

DAVE  さて、次のゲストは同じくMY FIRST STORYからNobさんです。よろしくお願いします!

Nob  よろしくお願いします!

DAVE  Nobさんはなぜベースを?

Nob  僕はもともとギタリストだったんですけど、バンドに入ったらギタリストがすでにいてベースしかなかったという。ベースあるあるです(笑)。

ジョー  今でもギターに未練はありますか?

Nob  まったくないです(笑)!

ジョー  ベースで良かったと。

Nob  今はそう思っていますね。

ジョー  そんなベースの魅力を言葉にすると?

Nob  ライヴのとき、ギターだと音が細いじゃないですか。ベースだと“こいつら俺がいねぇと何もできないだろうな”っていう勝手な思い込みをしています(笑)。ダメですね、この考え(笑)。

ジョー  (笑)。でも、リズムは縦のラインですからね!

Nob  はい。バンドの要として頑張っています!

DAVE  さて、人生で初めてロックでFLYした瞬間を覚えていますか?

Nob  小学校5年生の時にWANDSというバンドにすごくハマっちゃって。WANDSがベストアルバムを出して、それを買ってカセットに録音して毎日聴いていました。それがロックに初めて触れた瞬間ですね。

ジョー  今の音楽性と全然違うじゃないですか? ラウドロックに目覚めた瞬間は?

Nob  兄貴の影響なんです。兄貴が当時X JAPANを聴いてて、それから兄貴が洋楽をどんどん聴き出したんです。コーンとかニルヴァーナのCDが家でかかっていて、洋楽のラウドロックに触れていくようになりましたね。

DAVE  Nobさん自身が最初にハマった洋楽は?

Nob  最初に聴いてブチ上がったバンドはリンプ・ビズキットですね。ギターのリフがもう衝撃的すぎて。

ジョー  なるほどね。ベーシストとして憧れている人はいますか?

Nob  憧れている人は特にいないんですけど、好きなベーシストはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー。日本で言えばLUNA SEAのJさん。あとはL’Arc~en~Cielのtetsuyaさんもずっと好きです。

DAVE  さぁ、フェンダーのMADE IN JAPAN MODERNシリーズのベースがスタジオにあります。せっかくなので音を出していただけませんか?

Nob  はい!


(ベースを弾くNob)


Nob  うん。これはいい!

DAVE  ベースを選ぶ時のポイントは?

Nob  重さですね。

DAVE  重いほうがいいの? 軽いほうがいいの?

Nob  軽いほうがいいです。でも、音がいいのは重いほうなんですよ。このMADE IN JAPAN MODERNのベースは音がいいのに、僕からするとめちゃくちゃ軽くてありがたいんですよ。ライヴでけっこう動くバンドなので、重いと腰にくるんですよね(笑)。

ジョー  (笑)。

Nob  最近腰にきて困っちゃって。だからこのMADE IN JAPAN MODERNを早く使いたいなと思って。

ジョー  軽いほうがステージでジャンプするのにも適しているし。

Nob  そうなんですよ。重いベースでジャンプする度に腰に響くんですよ。いつ腰がいっちゃうんじゃないかと…。なので大至急MADE IN JAPAN MODERNが欲しいです。

ジョー  それは大至急ですね。

Nob  ラウドなベースになると、5弦ベースだったりアクティヴとかいろんなものを積んでいて重いんですよ。でも、MADE IN JAPAN MODERNはシェイプも薄くてかなり弾きやすいしめちゃめちゃ軽い。

ジョー  腰のことを気にせずにジャンプできる?

Nob  そうなんですよ。マジで早くライヴで弾きたいです。

ジョー  最後に、番組のリスナーにFLYできる熱いメッセージを!

Nob  僕けっこうラジオを聴いていて、パーソナリティさんの話を聞いていると1人じゃない感覚がすごく好きなんです。しかも“この曲めっちゃカッコいいじゃん!”っていう発見もたくさんあったし。なので、ラジオを聴いてほしい! 発見があるので。僕も機材車に乗ってアプリでラジオを聴いていると、“何これ、めっちゃカッコいいじゃん”っていう発見があります。SNSばかりやっていないで、ラジオを聴けと僕は言いたい!

DAVE  ありがとうございます!

ジョー  Nobさん優勝!

Nob  ありがとうございます!

ジョー  ではここで、Nobさんからリスナーに熱い選曲を!

Nob  僕がラウド界に一歩踏み込んだ曲があって、それを聴いた時にブチ上がったんです。オフスプリングの「Come Out Swingin」をぜひ聴いてほしいですね。

ジョー  ゲストはMY FIRST STORYのNobさんでした。ありがとうございました!

FLY WITH FENDER

MADE IN JAPAN MODERN JAZZMASTER®


Modernシリーズは演奏の技術レベルが著しく向上している現代のプレーヤーに最高峰のプレイアビリティとトーンを提供するために開発されたメイドインジャパンの新シリーズです。3-Plyの高品質アルダーボディに流線型のスタイリッシュなデザインを採用。厳選したローズウッド指板のサイドポジションにステージ上の視認性向上のための蓄光パーツを装備しています。さらにネックは演奏性の向上を狙ったコンパウンドラジアスに、ハイフレットでの弾きやすさを考慮したヒールカットを採用しています。またチューニングの安定性を提供するロッキングチューナー、Tune O-Maticスタイルブリッジを搭載。ピックアップはフロント/リアともに第4世代のノイズレスピックアップを搭載。タッチノイズの軽減など、ステージでの演奏を最大限考慮しています。本製品は、モダンなスペックが凝縮された次世代型のJazzmasterです。

 

MADE IN JAPAN MODERN JAZZ BASS®


Modernシリーズは演奏の技術レベルが著しく向上している現代のプレーヤーに最高峰のプレイアビリティとトーンを提供するために開発されたメイドインジャパンの新シリーズです。3-Plyの高品質アルダーボディに流線型のスタイリッシュなデザインを採用。厳選したローズウッド指板のサイドポジションにステージ上の視認性向上のための蓄光パーツを装備しています。さらにネックは演奏性の向上を狙ったコンパウンドラジアスに、ハイフレットでの弾きやすさを考慮したヒールカットを採用しています。またブリッジには豊かなサスティーンと安定したピッチを実現するHiMass Vintage Saddleを搭載。ピックアップはネック/ミドルともに第4世代のノイズレスピックアップを搭載。内蔵されている18Vのプリアンプによりノイズレスなサウンドを実現し、タッチノイズの軽減など、ステージでの演奏を最大限考慮しています。本製品は、モダンなスペックが凝縮された次世代型のPJタイプのJazz Bass®です。

 

PROFILE


MY FIRST STORY
2011年夏、東京渋谷で結成。メンバーは、Hiro(Vo)、Teru(Gt)、Nob(Ba)、Kid’z(Dr)。2012年4月に1stフルアルバム「MY FIRST STORY」でデビュー以降、確かな楽曲、ライヴパフォーマンスが話題を呼び、全国の大型フェス出演や海外アーティストとの共演も数多く務め、着実に実力を付けた。2016年、4thフルアルバム「ANTITHESE」をリリース。自身最高位であるオリコンウィークリー初登場4位を記録し、そのアルバムを携え、日本全国47都道府県を回るツアー。最終公演は日本武道館にて開催。12,000人を動員しSOLD OUT。2017年、”MMA” TOURを開催。その最終公演として、12月に幕張メッセ国際展示場9〜11ホールにて開催。外国人奏者による全曲フルオーケストラコンサートで18,000人のオーディエンスを驚愕させた。そして2018年、S・S・S TOURと題したツアーで全国ライヴハウスを回り、大阪、福岡、仙台、名古屋にて初のホールツアー。最終公演はこちらも初となる横浜アリーナ2days公演を行う。そして2019年、8月14日最新シングル「無告」を発売。現在開催中の「MY FIRST STORY TOUR2019」ライヴハウス編、ホール編に加え、ファイナルは11月23日神戸ワールド記念ホール、11月30日さいたまスーパーアリーナでのアリーナツアーが決定している。絶えず進化を遂げる孤高のロックバンド、MY FIRST STORYの躍進を見逃すわけにはいかないだろう。
> › Website:http://myfirststory.net

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