Special Interview | 中嶋イッキュウ

tricotやジェニーハイで活躍するリードヴォーカリスト&ギタリストである中嶋イッキュウによるブランド、SUSU by Ikkyu Nakajimaとのコラボレーション。中嶋イッキュウ本人によるキャラクター“Nuef(ヌーフ)”を起用したストラップとピックが数量限定で発売される。開発エピソードや商品に込められた想いについて話を聞いた。
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モノや音楽作りは、デザインとかコーディネートに近い感覚

―まずは、今回のコラボアイテムの開発の経緯を教えてください。

中嶋イッキュウ(以下:中嶋) 1年くらい前にフェンダーさんからお話をいただきました。キャラクターのNuefは、私が飼っている犬でもともとは保護犬だったウィケットをモチーフに作ったキャラクターなんです。この企画自体、最初はNuefありきではなくて。“ギターをもっと女の子に弾いてほしい”と思った時に、フェンダーさんが選んでくださったのがNuefを使ったデザインでした。

―ストラップもピックもとてもカワイイ仕上がりですが、イッキュウさん自身、ストラップを選ぶ基準は?

中嶋 完全に見た目です(笑)。どれが使いやすいとかわからへんし。私はずっとザ・ビートルズのストラップを使っていたんですけど、特に不便さもなかったし、ずっと使っていたらトレードマークになるじゃないですか。

―Nuefデザインのストラップに関して、特にこだわった点はありますか?

中嶋 気に入っている点は、自分のブランドとフェンダーロゴが並んでいるところです(笑)。これはコラボならではですし“イキれる”ポイントです(笑)。めちゃ見えるところにロゴが並んでいて、すみませんって感じで作らせてもらいました。

―カラーの薄紫も印象的ですね。

中嶋 もともとブランドのイメージカラーが紫だったんですけど、ブランドを立ち上げた当時にゲッターズ飯田さんの占いを見たら、ラッキーカラーがこの白藤色だったんです(笑)。

―ギターのボディの色との相性はどうですか?

中嶋 一見、合わなさそうなんですけど、実は何色にも馴染みます。ギターっていろいろな色があるので、かなり勇気のいる組み合わせかなと思ったんですけど合うんです。青のボディと合わせてもめっちゃかわいいと思います。ありそうでなかった色なので、手に取ってもらえたら嬉しいですね。

―ピックもカワイイですね。

中嶋 ありがとうございます! 当初はピックを作る予定ではなかったのですが、9月にNuefのポップアップショップの開催が決まり、そこに今回のフェンダーさんとのコラボ商品も出そうということでピックも作らせていただきました。すごく気に入っています。厚みは1ミリで、硬さはいわゆるヘヴィです。

―今まで使ってきたピックは?

中嶋 今まで使っていたピックのほうが少し薄いんですけど、本当は厚みのあるピックが好きなんです。今まで使ってきたオリジナルピックが薄いものしか作れなかったので、今後はこれをメインに使っていきたいな(笑)。

―ようやく思った通りの厚さのピックを手にできたと。

中嶋 はい! ギターが上手くなるかもしれないです(笑)。

―ピックのデザインは4種類ありますが、特にお気に入りのデザインは?

中嶋 4種類あって、Nuefのチャームポイントが全部わかるようになっているんです。Nuefって背中がエフェクターになっているんですけど、それがわかるデザインもかわいいし、犬のお尻がピックアップされているデザインも好きやし。全部気に入っていますね。

―お尻のデザインはある意味大胆ですよね(笑)!

中嶋 アハハハ! アスホールです(笑)。

―ある意味ロックを感じます!

中嶋 そうですね。“アスホール”って文字を入れたら良かったな。でも、アメリカサイドからNGが出るかもしれないですね(笑)。

―(笑)。コラボアイテムはまだライヴでお披露目はしていないんですか?

中嶋 ストラップは春くらいからずっと使わせてもらっています。まだ販売されることを公表していない段階なんですけど、“販売されるんですか?”ってすごくDMで問い合わせが来ますね。ピックはもったいなくてまだ使っていないです(笑)。

―発売後、ライヴに行ったらイッキュウさんが投げるこのピックを拾えるかも?

中嶋 いや、もったいないので投げないです。投げるのは今までのピックで(笑)。このNuefピックは買ってください。崇高なピックなので。

―さて、tricotは秋からヨーロッパツアーがありますが、意気込みを教えてください。

中嶋 海外公演は結成2年後の2012年から行ってきましたが、その時は海外に対する知識もなくて“ここどこ?”と思いながらライヴをしていたんです。だけどこの3年間、行きたくても行けない期間が続いて、決まっていたツアーも発表すらできないままキャンセルしたり、発表できても延期が続いていたので、初めて自分から“行きたい”という気持ちが沸いてきました。なので、いつもと意気込みが全然違います。もちろん、このストラップとピックもヨーロッパツアーに同行させます。きっと、みんな欲しいって言うんじゃないですかね(笑)。

―SUSU by Ikkyu Nakajimaと音楽活動をどうミックスしていくのかも含めて、どんな野望をお持ちですか?

中嶋 モノを作ることが好きですし、それと同じクリエイティヴな気持ちで、音楽も好きです。どちらかと言うと、感情を込めて作るというよりはデザインとかコーディネートに近い感覚なのかな。だからtricotの楽曲って、急に色が変わったりするんだと思うんです。 あとは言葉。わかりやすい文章よりも“この言葉にこの言葉を着せてみたい”という気持ちで書く部分が多いので、SUSUと音楽活動で違う脳を使っている感覚はあまりないというか、完成した時の快感や達成感は一緒かなと思っていて。でも飽き性なので、音楽だけやっていたらもうちょっと頭が固くなっていたような気もするし、モノを作るだけだと楽しくなかったかもしれないので、今はこのバランスがすごく気持ちいいんです。面白がってくれる人がそれぞれにいることで、ファンの方も行き来しますし、ブランドから入って“この人音楽やってるんや”って聴いてくれる方もいらっしゃるだろうし。今はそれがいいのかなと思っています。

Fender X SUSU By Ikkyu Nakajima Strap

Fender X SUSU By Ikkyu Nakajima Picks




【SUSU by Ikkyu Nakajima POP-UP “Nuef Strikes Back~ヌーフの逆襲~”】
2022年9月23日(金)-25日(日)
At Harajuku SPACE BANKSIA
入場無料
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-3 石井ビル1F
原宿駅竹下口から徒歩約8分表参道駅から徒歩約10分
SUSU by Ikkyu Nakajima web shop:https://susubyikkyunakajima.net
Instagram:https://instagram.com/susubyikkyunakajima

中嶋イッキュウ
滋賀県生まれ。2010年にバンドtricotを結成し、ギターボーカル、作詞作曲、グッズデザインを担当。直後に自主レーベルBAKURETSURECORDSを設立。国内外問わず多くのファンから支持され、各国のフェス出演やヨーロッパツアー、全米ツアー、アジアツアー、日本では47都道府県ツアーも行なった。2015年にはアメリカ、Rolling Stone誌のWEBサイト「Rolling Stone.com」にて、「あなたが知るべき10組のニューアーティスト」に選出される。2019年にavex / cutting edge 内にプライベートレーベル8902RECORDSを設立し、メジャーデビュー。2016年、自身のブランドSUSU by Ikkyu Nakajimaを立ち上げ、並行して同名義での楽曲制作を始める。ブランドの商品は入荷後すぐに完売するなど注目を集めた。2017年、レギュラーを務めていた番組BAZOOKA!!!の企画により小籔千豊、くっきー!らと共に バンド ジェニーハイを結成し、ボーカルを担当。WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE よりメジャーデビュー。国内の大型フェスやテレビ出演を果たす。2022年、ギタリスト山本幹宗と音楽プロジェクト好芻を始動。9月21日1st Album『Gakkari.』発売。
https://tricot-official.jp
https://genie-high.com
https://susubyikkyunakajima.net

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