拍子記号を理解しよう

楽譜やTab譜の頭に記載されている数字について学びましょう。

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楽譜やTab譜の頭に記載されている記号について疑問を持ったことはありませんか? これらは拍子記号と呼ばれ、楽譜を理解するためには重要なパートです。

でも、心配しないでください。ギターを弾くために難しい数学の問題を解かなければいけない訳ではないんです。 拍子記号を理解することは、難しいことではありません。

拍子記号は、2つの重要な情報を表しています。それは、一つの小節に含まれる”拍”の数と、”拍”の単位を示しているのです。

拍子記号の上部の数字は、拍子を表しています。基本的には2から12の間の数字が記載されています。下部の数字は音符のタイプを表しています。つまり、拍を4分音符、8分音符または、16音符のどれでカウントするのかを示しています。

  • 下部の数字は

  • 2 = 2分音符
  • 4 = 4分音符
  • 8 = 8分音符
  • 16 = 16分音符

  • を表しているのです。

例えば、下部に4が表示されている場合には、4分音符を意味しており、3/4と表示されている場合は、4分音符が1小節の中に3個あることになります。


4/4拍子:もっとも一般的な拍子記号

もっとも一般的な拍子記号は、4/4でしょう。ボブ・マーリーの”One Love”や、White Stripes の”Seven Nation Army”も4/4拍子です。「1 2 3 4、1 2 3 4」といった拍子を何度も繰り返すことで、そのビートを感じることができるでしょう。

4/4では、4つの4分音符で構成されます。その範囲内であれば、組み合わせを変えることも可能です。例えば、1つの2分音符 と、1つの4分音符、2つの8分音符でも合計の長さが同じになります。


3/4拍子:ワルツのフィーリング

3/4拍子は、3つの4分音符で構成されます。「1 2 3、1 2 3」といった拍子の繰り返しとなり、ワルツのフィーリングがあります。


6/8拍子:複合拍子

6/8拍子は、6つの8分音符で構成されます。一見3/4拍子と同じに見えますが、そもそも意味が異なっており、6/8拍子は、8分音符を基準にしているのです。「1 2 3 4 5 6、1 2 3 4 5 6」の繰り返しですが、「1 2 3」「 4 5 6」というように、3つの8分音符が2グループとしてカウントします。

Queenの”We Are the Champions”は6/8拍子の曲です。ぜひ聞いてみてください。


今回はいくつかの拍子記号をご紹介しました。Mission Impossibleのテーマソングのような複雑な拍子記号もありますが、まずは記号が何を表しているのかを理解すれば、自然と身についていくでしょう。

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