Char Mustang®︎ Meet & Greet 2022

2019年9月に発売されたCharのシグネイチャーモデル「Char Mustang®」および「Char 2020 Mustang – Zicca Limited Model」の購入者を対象とした、オフラインイベント〈Char Mustang Meet & Greet 2022〉が11月24日に大阪にて、11月27日に東京にて開催された。ここでは、大阪の様子も交えつつ、主に東京会場の模様をレポートする。

嬉しいサプライズも飛び出した、ギターへの愛着を加速させる“ミート&グリート”

このオフラインイベント〈Char Mustang Meet & Greet 2022〉には、厳選な抽選で選ばれた約60名の幸運な方たちが大阪会場と東京会場に参加。大阪では梅田堂山にあるライブハウス・バナナホール、東京は都内某所にあるFender Music Backstageでの開催となった。東京会場のFender Music Backstageは非公開施設となっており、フェンダーを弾く方であれば一度は訪れたい場所だと言って過言ではない。

そんな場所で憧れのCharに会えるとあって、会場を訪れる方々は一様に嬉しそうな表情だ。しかも、この日は持参したChar MustangやChar 2020 Mustang – Zicca Limited ModelにCharがサインを入れてくれるということで、イベント開演前からFender Music Backstageの空気は不思議な熱気に包まれていた。

開始時刻定刻になると、MCに呼び込まれてCharが登場。自然と大きな拍手が起きる。


ギターにサインを入れるメインイベントの前に、Charによるトークが40分ほど繰り広げられた。そのユーモラスな語りに自然と笑いが溢れ、Charもトークの途中からChar Mustangを手にし、演奏を交えながらトークを行い、参加者の気持ちをわしづかみにする。

トークの内容は、このChar Mustangを開発した経緯や、アメリカ・カリフォルニア州にあるフェンダーの工場にかつて行った際に、Mustangを作っていたマスタービルダーに会ったエピソードなどが紹介された。

「64年、東京オリンピックの年にMustangが誕生したんだよ。今回は2020年に東京オリンピックがあるから、それを記念してUSじゃなく日本生産で価格も抑えて発売しようということになったの。カラーリングとして、五輪の5色とオリジナルの1色、全部で6色くらい作れたらいいなっていう発想だったんだ」

それ以外にも、ギターに関するエピソードとして、布袋寅泰や忌野清志郎にまつわる貴重なエピソードを披露したりと、演奏を交えてのトークがあっという間に過ぎ去っていった。


そして、参加者が待ちに待ったChar Mustangへのサイン会となったのだが、ここでは嬉しいサプライズ。参加者一人一人のギターにサインを入れるだけの予定だったのだが、Charはサインを入れる際にその1本1本をアンプに差して弾いたのだ。そして、それぞれの個体差を楽しんだり、すでに改造が施されたものに関してはその出来栄えをチェックしたりして、Char自身もこの時間を大いに楽しんでいた。

このサプライズは大阪会場でも同様。特に大阪では、東京出身のCharが大阪弁を交えたり、参加者からプレゼントされたChar Mustangのイラスト入りオリジナル手ぬぐいを早速首からかけたり、大阪ならではの笑いも起き終始和やかな雰囲気だった。

※大阪会場の様子

こうしてまさかの嬉しいサプライズで参加者全員が最高の笑顔になり、その笑顔のまま記念撮影を行いイベントは終了。ギターを通してのミート&グリートは、参加者にとってファンサービスという機会だけではなく、自身が所有するギターへの愛着を加速させる意味でも大切な機会だと思えた。

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