Fender × CHOJUDAI GUITAR CLUB presents──Special Event with NEGISHIOTONDON Vol.3

幅広いジャンルで活躍中のティーンエイジャーたちによる「超十代」とフェンダーとのコラボ企画〈Fender × CHOJUDAI GUITAR CLUB presents──Special Event with NEGISHIOTONDON〉のVol.3が、8月12日(水)にFender Flagship Tokyoで開催された。4月から始まったこのイベントのフィナーレとなった今回は、「超十代ギター部」の百瀬拓実、Mumeiがギターとベースの練習の成果を披露。4人組ロックバンドのねぎ塩豚丼と「Victory」を演奏した。その模様をレポートする。



練習の成果を披露! 超十代ギター部とねぎ塩豚丼が「Victory」で共演

イベントのオープニングを飾ったねぎ塩豚丼のライヴでは、「Tonight」「変貌」「備忘録少年」「夏の幻」が披露された。「フェンダーさんと、超十代ギター部さんと、ねぎ塩豚丼のコラボライヴは今回で3回目なんですけど、Vol.1が4月だからもう4ヶ月経っている。早くない? 最高の思い出を作りましょう」と、途中のMCで観客に元気よく呼びかけたなお(Gt,Vo)。通常のライヴハウスよりも距離が近いステージは、4人の演奏と歌の熱量をじっくり体感させてくれた。

ライヴ終了後、「超十代」のMumeiと百瀬拓実が登場。彼らはこの後、ねぎ塩豚丼のメンバーと「Victory」を演奏する。

「緊張、あんまりしていないかもしれないです。この日を楽しみにしていたので、早く弾きたいなあって思っています。まだ上手ではないんですけど、温かい目で見てください」(Mumei)

「緊張が解けました。出番の1時間前くらいですかね? “楽しみだなあ”っていう気持ちに変わったので。ねぎ塩豚丼さんのお力と、Mumeiちゃんのお力を借りて楽しむだけです!」(百瀬)

意気込みを語った2人は、音を鳴らすのが待ち遠しい様子だった。

そして「Victory」の演奏がスタート。さすがに緊張した面持ちとなったMumeiと百瀬だったが、ねぎ塩豚丼と一緒に音を奏でた瞬間、表情が活き活きと輝いた。さえの横に並び、手にしたギターでパワフルにコードを刻んだ百瀬。かずさと何度も笑顔を交わし、グルーヴィなベースラインを奏でる姿が凛々しかったMumei。ステージから伝わってくるエネルギッシュなサウンドに負けないくらいの勢いで観客は手拍子。音を響かせ合うピュアな喜びで満ちた空間は、バンドの楽しさをまっすぐに伝えてくれた。

演奏が終了し、「超十代」の2人が感想を語った。

「すごく楽しかったです。皆さんが拍手をしてくださったし、一体感が生まれて、とても良い思い出になりました。『Victory』は初心者でも弾きやすさ、やりやすさがあって。ぜひみんなにもやってもらいたいなと思いました」(Mumei)

「結構練習したんですけど、本番でピックを2回落としてしまいまして(笑)。“やっちゃったなあ”って思ったんですけど、他はなんとかできたと自分では思っています。今日、この曲を電車の中で聴いてきたんですけど、元気とやる気が出るんですよ。めちゃくちゃ好きな曲なので、帰りの電車でも聴くと思います」(百瀬)

2人は使用した楽器への愛着をひと際深めていた。百瀬が弾いたのはVintera II 70s Jaguar(Black)。

「見た目もめちゃくちゃカッコいい。弾きやすいです。ジャカジャーン!って鳴らすのが楽しくなります。ほぼ毎日弾いているんですよ」(百瀬)

MumeiのベースはPlayer II Modified Active Jazz Bass V(Olympic Pearl)。

「5弦ベースです。弾きやすくて、弦が押さえやすくて。音作りが豊富なので、とりあえずベースを始めたいと思ったら、フェンダーさんのベースを買うのがいいのかなと思いました。色は真っ白じゃなくてラメ入り。女性受けも良さそうな色味です。別の色も欲しいなと思いました」(Mumei)

フェンダーのギターとベースは、ねぎ塩豚丼も愛用している。なおのギターは、75th Anniversary Vintera II Road Worn 1951 Telecaster。

「最初に手にした時は“初めまして”という感じだったんですけど、いろんなライヴでこのギターをずっと使っていて、今ではこのギターじゃないと何か物足りないような気がしています。一緒に年を取っていきたいなと思います」(なお)

さえのギターは、Vintera III Late ’60s Stratocaster(Ocean Turquoise)。

「相棒感が出てきました。今気づいたんですけど、このギターもラメでキラキラしているかもしれない」(さえ)

かずさのベースは、75th Anniversary Player II Sparkle Precision Bass(Diamond Dust Sparkle)。

「弾きやすいです。これを買う前は別のタイプのベースを使っていたんですけど、このプレベも音が良くて、キラキラも増している気がします。ずっと使いながら馴染んできました」(かずさ)

お気に入りの楽器と一緒に成長していくのも、バンドをやる喜びの一つなのだと思う。最後は、楽器に興味を持っている人へのメッセージでイベントは締めくくられた。

「最初は弾けなかったりすると思うんですけど、毎日練習していたら弾けるようになります。弾けないフレーズ、難しいスラップとかができるようになると“楽しいな”と思えるので」(Mumei)

「楽器は“やってみたいなあ”と気軽に始めただけなんですけど、ほんとに楽しい。楽器教室に行くとか、部活で始めるとか、そういうのもいいと思いますけど、気軽に始めて“楽しい”と思えるのもいいのかなと思います」(百瀬)

「ワクワクを忘れずにいてくれたら嬉しいです。ワクワクしないと“ああ。ギターやんなきゃ…”という義務感が強くなってしまうので。ワクワクする楽器を探して、ワクワクする音楽、好きなアーティストさんの曲を弾いてください」(なお)

「私は憧れているアーティストさんになりたくて始めたんですけど、最初は指が痛かったりとか、挫折しちゃうこともありました。それを越えた先に、たくさんの人に観ていただけるようなことが待っているので。壁を乗り越えて、音楽を自分のアイデンティティの一つにしていくのがいいんじゃないかなと思います」(さえ)

「ビビッときたベースを購入して、好きな曲を決めて、それをとことん練習してください。難しくても、できたところを見つけて自分を褒めて成長していくのがいいと思います」(かずさ)

「最初は指が痛かったり、挫折しちゃったりがあると思うけど、友だちと一緒に始めたり、好きな憧れの存在を作ったりしたら、モチベーションになると思います」(あいね)

イベントの終了後、ステージに置かれているギター、ベースをスマホで撮影している観客がたくさんいた。「超十代」、ねぎ塩豚丼が愛用しているギターとベースの音、美しいフォルム、ボディカラーは、楽器への興味を掻き立てたはず。今回のイベントが、バンドを始めるきっかけにつながったら、「超十代」の2人、ねぎ塩豚丼のメンバーたちも大喜びするに違いない。

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