伝統を継承しながら、より演奏性にこだわった、新しい Made in Japan Traditional

IMADE IN JAPAN TRADITINOAL

2020年3月に鮮烈なデビューを飾ったMADE IN JAPAN HERITAGEシリーズ。そのデビューと時を同じくして、”VINTAGE TONES”、”TRADITIONAL LOOKS”、”AUTHENTIC SPECS”というコンセプトを継承し、MADE IN JAPAN TRADITIONALシリーズもリニューアルを果たしたのです。

旧来のモデル同様、日本の洗練されたクラフトマンシップによる確かな品質はそのままに、より伝統的なスペックを引き継いだ新しいTRADITIONALシリーズは、プレイアビリティやサウンド面でも大きな進化を遂げています。この新しいTRADITIONALシリーズの特徴を、旧来のモデルと比較しながら見ていきましょう。

新しいTRADITIONALシリーズは、HERITAGEシリーズと同様に、ボディ、ネックとヘッドストックの形状にUSデザインデータを採用しています。オリジナルの図面を採用することで、よりヴィンテージギターが持つ”真のフェンダーらしさ”を醸し出しています。また、この変更により、ピックガードなどのUSリプレイスメントパーツに対応できるようになったのです。ヘッドストックのロゴデカールも旧来のモデルと違い、オリジナルのデータを採用することで、書体のニュアンスや、色合いまでを正確に再現しています。また、新しいTRADITIONALシリーズでは、ロゴデカールの上にトップコートを施すことで、ロゴの耐久性も向上し、クリップチューナーなども躊躇することなく使用することができます。

旧来のTRADITONALシリーズには、独自のカラーが数多く存在していましたが、今回のリニューアルに伴い、カラーパレットも見直し、Lake Placid Blue、Olympic White、White Blonde、Fiesta Red、Butterscotch Blondeなどのより伝統的な”フェンダーらしいカラー”の再現に重きを置きました。試行錯誤を繰り返して再現されたこれらの伝統的なカラーは、よりTRADITONALシリーズの価値を高めたと言っても良いでしょう。

プレイアビリティにも徹底的にこだわりました。旧来のモデルでは1.650インチ(42mm)だったナット幅を1.615インチ(41.02mm)に、さらにフィンガーボードのラジアスを7.25インチ(184.1mm)から9.5インチ(241mm)にアップデートすることで、ヴィンテージギターのような雰囲気を持ちながら、より現代的なプレイにも対応した弾きやすさを提供しています。

もちろん、サウンド面もブラッシュアップされています。新しくなったVintage Style Single Coilピックアップには、アルニコVマグネットを採用することで、よりクリアで、歯切れの良いトーンを出力することが可能になっています。

新しいTRADITIONALシリーズには、旧来のモデルで人気の高かった14種類のギターと、7種類のベースをラインナップ。その中でも特にに目を引くのが、ORIGINAL 50S PRECISION BASS® でしょう。今回から新しく追加されたORIGINAL 50S PRECISION BASS® は、”初めてフレットが打たれたエレキベース”として知られるモデルで、現在のPRECISION BASSとは違う、オリジナリティ溢れるそのルックスを待ち望んでいた方も多いでしょう。

新しいMADE IN TRADITIONALシリーズは、伝統的なフェンダーのギター、ベースを求めている人にはもちろん、初めてギターを手にする人にとっても、とても魅力的なものであることは間違いありません。

 

MADE IN JAPAN TRADITIONAL

2017年に発表されたMADE IN JAPAN TRADITIONALシリーズ。2020年を迎えリニューアル。フェンダーのトラディショナルなスペックを日本のクラフトマンシップによる確かなクオリティで製作し、発売以来多くのユーザーに親しまれているMADE IN JAPANの中核を成すシリーズ。豊富なモデルとカラーバリエーション、プレイヤーのニーズに柔軟に対応する答えが、本シリーズに反映されています。

 

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