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Reiがストラトキャスター70周年を記念したスペシャル動画「Voodoo Child: Forever Ahead of Its Time」に登場!

今年2024年、フェンダーではストラトキャスターの誕生70周年を記念し「The Year of the Strat®(ストラトキャスターの年)」として位置づけたキャンペーンを世界同時に展開します。その中の一つである世界のアーティストが集結したスペシャル動画「Voodoo Child: Forever Ahead of Its Time」に、日本からシンガーソングライター/ギタリストで昨年2023年に“フェンダーアーティスト”パートナーシップを発表したReiが登場しています。
※その他「The Year of the Strat」の詳しい内容はこちらをご参照ください。

Voodoo Child: Forever Ahead of Its Time:アーティストが集結したスペシャル動画


現代と未来の音楽シーンを象徴するアーティストたちがジミ・ヘンドリックスの「Voodoo Child」を独自のアレンジで演奏する動画が公開されました。これは、ストラトキャスターの音楽パイオニアとしての不朽の意義が示される動画となっています。セットのデザインは、ジミの有名な<Live In Maui>公演を彷彿させ、ストラトキャスターの象徴的な歴史を称えています。マテウス・アサト、タイラー・ブライアント、レベッカ・ラヴェル、トム・モレロ、サイモン・ニール、アリ・オニール、ナイル・ロジャース、タッシュ・スルタナ、ジミー・ヴォーン、そして日本からはReiといった才能豊かなミュージシャンによる迫力あるパフォーマンスは、歴史を称えるだけでなく、ストラトキャスターを未来へと大胆に進化させ、音楽界におけるタイムレスなイノベーターとしての地位を再認識させます。

キャンペン動画に参加したナイル・ロジャースは、「1973年にストラトキャスターを手に入れたとき、自分のサウンドに欠けていたのはこれだと気づき、そこから僕の人生が1000%変わったんだ」と述べています。続いて「このストラトのおかげで、何十年もの間人々に愛されてきたジャズインスパイアのダンスディスコ・ファンク・ポップや、ロック、カントリー、フォーク、EDMコラボなど、数々の曲を書くことができたんだ」とコメントしています。

同じく動画に登場するReiは、ストラトキャスターとの出会いやキャンペーンの参加について次のように述べています。「わたしが初めてストラトキャスターを手にしたのはNYCに住んでいた幼稚園のころでした。それは母親が若い頃に買った1986年製のメイド・イン・ジャパンの ’62 Stratocasterでした。アイコニックな3トーンバーストカラーのストラトは、わたしが音楽の旅路を歩き始めるにあたり、最高の友人でした。ストラトは「主人公のヴァイブス」を叫んでいて、それがめちゃくちゃグッときます。なおかつ、バラエティーに富んだ表情があるので、様々なジャンル感を演奏するわたしのようなアーティストにはもってこいのギターです。今回ストラトキャスターという世界中で長年愛されているギターのセレブレーションに、アジア代表として選んでいただけたことを光栄に思います。結局のところ必要なのは”たった一本の最高なストラト” なんです。」

■Rei コメント全文
わたしが初めてストラトキャスターを手にしたのはNYCに住んでいた幼稚園のころでした。それは母親が若い頃に買った1986年製のメイド・イン・ジャパンの ’62 Stratocasterでした。アイコニックなスリートーンバーストのストラトは、わたしが音楽の旅路を歩き始めるにあたり、最高の友人でした。初めて自分のストラトとして手に入れたのは1988年製のキャンディーアップルレッドのイングヴェイ・マルムスティーンモデルでした。といいつつも、このギターを弾くにあたり、たくさんのカスタムを施しました。例えばオリジナルではスキャロップネックのところを、女の子の小さな手でも弾けるようにLEAD ||のネックを装着。今では自分の音楽を語る上で欠かせないギターとなっています。
ちなみに、今回のヴィデオで使ったストラトはインターナショナルシリーズのモナコイエローのストラトです。ホワイトアッシュの硬めなサウンドとこの時代特有のピックアップで70年代後期〜80年代初頭のサウンドを彷彿とさせる、エッジーでシャープな音がします。
わたしはクラシックロックやブルーズに影響を受けていますが、その中にもたくさんのストラトプレイヤーがいます。例えばバディー・ガイ、エリック・クラプトン、ロバート・クレイ、ナイル・ロジャーズ、コリー・ウォン、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなどです。ストラトは「主人公のバイブス」を叫んでいて、それがめちゃくちゃグッときます。なおかつ、バラエティーに富んだ表情があるので、様々なジャンル感を演奏するわたしのようなアーティストにはもってこいのギターです。
今回ストラトキャスターという世界中で長年愛されているギターのセレブレーションに、日本、そしてアジア代表として選んでいただけたことを大変光栄に思います。様々なギターを集めてしまう本能には逆らえませんが、結局のところ必要なのは “たった一本の最高なストラト” なんだと思います。

■Rei プロフィール
卓越したギタープレイと歌唱力を持つ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。幼少期をNYで過ごし、4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。2015年2月、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTIVAL、SXSW Music Festival、Les Eurockéennes、Heineken Jazzaldiaなどの国内外のフェスに多数出演。2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライヴパフォーマンスを行った。2021年2月26日 1st Album『REI』のInternational Editionが、米国レーベルVerve Forecastより全世界配信。
2022年4月 コラボレーションアルバム“QUILT” をリリース。細野晴臣、渡辺香津美、山崎まさよし、Cory Wongを始めとする親交のあるミュージシャンと共に作品を彩る。2022年8月にはForbes JAPAN誌が発表した「世界を変える30歳未満30人の日本人」に選出される。
https://guitarei.com

All Photos by Alysse Gafkjen

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